Ann Arborの20マイル程西に、人口約4千人のChelseaという町があります。Memorial Dayに、そこにあるTowsley Villageという認知症介護施設に行ってきました。

Towsley Villageは、1907年(明治40年)に開設され、メソジスト派教会が運営しています。居住可能な記憶喪失ケア施設としては、アメリカで最も歴史のあるものの一つです。最近は、認知症ケアプログラム開発の分野でも、全国的によく知られている様です。

この施設のユニークな取り組みは、Town Centerコンセプトです。建物の中には、居住区画が4つあり、その中心に、コートヤードと呼ばれる中庭があります。それを囲むようにして、ミニチュアの映画館・教会・カフェ・理髪店・図書館が配置されています。入所者の年齢層に合わせ、デザインは、1940年代風にしてあります。

例えば、カフェのジュークボックスは、フランク・シナトラやパティ・スミスといった1940~50年代を代表する歌手の曲を中心に集めています。エルビス・プレスリーはありましたが、60年代のビートルズはありませんでした。

映画館には、「風と共に去りぬ」のポスターが貼ってありましたが、この日は、Memorial Dayであったので、デンゼル・ワシントン主役のGloryという南北戦争の映画をやっていました。南部から逃げてきた奴隷で構成された北軍部隊の話です。観客は6人で、ポップコーンも出ました。

廊下の壁には、その日の天気や季節が、大きな字で書かれていました。

大きな手のひらサイズのトランプも見つけました。

施設内は、とても和やかな雰囲気で、気に入りました。